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3日目はアムステルダムからちょいと足を延ばしてユトレヒトへ。
電車で1時間もかからないです。 リートフェルトのシュレーダー邸は2時半からの英語のガイドツアーを予約してあったので、その前に、多くの建築家が面白いものを建てているユトレヒト大学を見ることに。 地図も持っていなかったので、到着早々どこ行きゃいいかわからず、交通システムもよく分からなかったが、とりあえず聞きまくって(というほどじゃないが)、バスにてたどり着けた。やれやれ。 やっぱり旅行の時はガイドブック必要です。基本的な知識(交通システムとか)がなくて手間取る。 ユトレヒト大学といえば、これなどがまっさきに思い浮かぶかしら。 何でこういうファサードのデザインになったのかは知らない。ナンデ? 次にこれ。レム・コールハースのエデュカトリアム。 プログラムはレクチャーホールや食堂など。 こんなこととかしてみたりして。 操作がとにかく小賢しくない。かといって強引なわけでもない。 100年後の建築史で、コルビュジエの次に来る人なんじゃないかって思ったりしてんだけど。 ヴィール・アレッツの図書館(?)も出来てました。 写真じゃ分かりにくいけど、一面プリントガラスです。でかい。夜がきれいそうです。 さて、ついに今回の旅の目的、リートフェルトのシュレーダーハウス。 1924年、インターナショナルスタイルがオランダに入ってくる前に建てられた個人住宅。そのときオランダで流行っていた、“デ・スティル/De stijl”(The style)を反映している。実はよく知りません(汗)。 ま、とにかく、各エレメンツを分解し、はっきりさせ、再び構成し直す、という方法で考えられている。 写真は撮れないので、中身はこれの中の"download hier de loijkwijzer・・・"とかいうのをクリックすると見られます。 2階部分は、建具をきれいに収めた状態では、大きな1間の空間になっているが、建具を閉めると4つの部屋に分割される。 スタッフの方が見せてくれるのですが、このからくりには、かなり興奮させられました。 超昔だけど、超現代的じゃん。 何となくデザインばかりが目立つこの建物ですが、住宅としてかんなり考えられたものだということが分かりました。 行ってよかった~(涙)。 隣にある、シュレーダー邸より後に建てられた集住は、インターナショナルスタイルで、割とつまらなかったカモ。大雑把。 階段はよかったけど。 後は、MVRDV設計のダブル・ハウスを見たり、ヘルマン・ヘルツベルハーのユトレヒト音楽堂を見たり。 店舗などを含んだ結構大きい複合施設の割りに、かなりスケールが小さく作られていて、ものすごく丁寧に作ってあった。ガラスとか掃除してなくて汚かったけど。 都市施設としてかなり好印象。 近々同氏によって、増築計画がある模様。 この前の広場で蚤の市がやっていたので、 別に良くなさそうな品だったので、値切ってみたところ、2つで15ユーロとな。 買いでした。 ま、まあダメ元で買ったのだし、とりあえずオッケーちゅうことで。。。 #
by archlondon
| 2005-08-23 11:01
| Tamaho
この日の続きです。
さて、レンゾ・ピアノ設計のサイエンス・センター“ニュー・メトロポリス”の階段を上がると、 こんな広場がありますが、 次は、Sarphatistraat オフィスビルの増築。 もともとあるレンガ造のオフィスに、銅のパンチングメタルの新しい“スポンジ”パヴィリオンがデザインされた。 何でスポンジって、“メンガーのスポンジ”というフラクタルな図形の絶えず続いていく穴の原理に、この3次元的に展開された多孔質のスクリーンが類似しているからなそうな。 用途は食堂など。 外装の色を塗り直していた。てか塗りなんだ。緑青だと思ってたけど。 夜の照明がまたきれいなハズなのですが、10時頃まで暗くならないので、諦めました。 スティーブン・ホール設計。私、この人尊敬してマス。 余談ですけど、ヘルシンキにある“キアズマ”(ヘルシンキ現代美術館)は、もうサイコー。通いたいもん。 まだ明るかったのでボルネオ(コレら辺り)を更に通り越して、ちょい前90年代前半ほどの再開発集住地域を見に行く。 ええと、 #
by archlondon
| 2005-08-22 02:29
| Tamaho
今回の旅の目的は、建築を見に行くことでした(いつもそうなんだけどさ)。
オランダは現代建築の宝庫。建築界を引っ張り、突っ走り続けているOMAのレム・コールハースもオランダ出身。OMA出身で、ハノーバー万博のオランダ館は記憶に新しいMVRDVもオランダ出身。 まだいっぱいいるけど、とにかく面白い建築が多く、はっとさせられるものも多い。 などなど、とにかく見たモノを綴っていこうと思います。 アムステルダムは旧市街の北東側にある川沿いを中心に、再開発が進んでおり、新しい集合住宅が多く建設されています。 とりあえず旧市街をフラフラして朝食など探す。食日記はまた後ほど。それはそれで書くこといっぱいなもんで^^。 まず・・・ #
by archlondon
| 2005-08-18 22:13
| Tamaho
オランダはアムステルダムからベルギーはブリュッセルまでの旅行をしてきました。
何だか正味5日間の旅行だった割にかなり色々回った気がします。 ので、実は以前の旅行記録が終わっていないにも関わらず、コチラを先に記録していきます。 今回はバスで海を渡りました。なにせ安かったし、飛行機は何だかんだ面倒くさいので。 夜行だと体がしんどくなるし、景色が楽しめないので、朝出の夜着の便にして1日かけてロンドンからアムステルダムまで行きました。 それに、昼間だとフェリーが楽しめるのです。 というわけで、意気揚々とバスへ乗り込みました。 人もまばらですごく快適なバス♪2人分を1人で占有。むふ。 しかし、なぜかこのバス、フェリーに乗ってくれませんでした(悲)。 なぜだ。。。 ドーバー(Dover)であるはずのパスポートチェックの場所も全然港らしくない。 どうやって海を渡るんだよう・・・。 左に見えるのがそのコンテナ列車(というのか?)。 つまんないわぁ。海楽しみにしていたのに。 あっという間にヨーロッパ大陸に入ったものの、本当ならフェリーの上でお昼休憩のはずが、出来なかったので、随分待たされました。 ブルージュ、アントワープなどを抜け、やっと午後3時くらいにドライブインみたいなところで、休憩。 写真は撮り忘れましたが、ドライブインの割りに随分ちゃんとしたレストランで、フレッシュなジュースやらサラダ、スープなど、素敵なレストランでした。 写真撮らなかったのが悔やまれる~。 ヨーロッパ大陸は、何て美味いんだ! (感無量・・・) ロンドンから来ると、食に関しては大抵何にでも満足できて便利である。 さて、途中ノイトリング・リーダイクの 写真からは分かりませんが、ノイトリングの特徴の独特の表面素材のパターンが見られました。 アムステルダムに到着してみると、 さむーっ! 分かっていたので、防寒具はバッチリだったものの、いざ本当に寒いと結構へこみます。 夏なのに・・・。そして今年は冷夏。 旅行するたびに今度は暑いところに行くぞ!と思うものの、いっつも寒いところに来ちゃうんだよなぁ、となぜか毎回しみじみ思う。ナゼ? とったホテルはスポーツクラブに併設しているホテル。一番安かった。 宿泊者はスイミングプールがタダで使えるとな。 スポーツクラブで水着を売っていることを期待して行ったが、売っていなかったので、次の日に購入することに決定。1着くらいトレーニング用の水着があっても良かろう。 とりあえずBBC(イギリスのチャンネル)のニュースで、マンチェスターユナイテッドでプレーする韓国人選手・パク(Park)を見て感動。すごいな~、パク。本当にマンUでプレーしてるよ。 次の日に備えて早々に就寝。 こんな旅の始まりです。 #
by archlondon
| 2005-08-17 10:00
| Tamaho
あと8時間後くらいで出発です。
朝早いです。 バスで1日かけてロンドンからアムステルダムに行きます。 考えただけで、だるい。 お金持ちならユーロスターで颯爽と行くんだけどなぁ~。 安いからバスです。飛行機は前から取れば安いけど、相方がやだって言うもんで、私も最近飛行機を敬遠してます。揺れるんだもん。 最近パスポートを忘れそうになります。 今も忘れてました。だってバスなんだもの。 危ない、危ない。 予定 8/9 7:30ビクトリア駅出発-19:00アムステルダム到着。アムス泊 8/10 アムステルダム限界まで見回る。アムス泊 8/11 アムステルダム限界まで見回る。アムス泊 8/12 ユトレヒトでリートフェルト(今旅の目的)!ノイトリング、レムとか見ようかな。。。 ユトレヒト泊 8/13 ロッテルダム限界まで見回る。ロッテルダム泊 8/14 ブリュッセルをゆったり堪能。チョコレートとビールを味わう。出来ればムール貝も。 ブリュッセル泊 8/15 ブリュッセルからロンドン・ビクトリア駅までゆっっっくりバスで帰る予定。まだチケットなし(汗)。 大雑把にしか決めてません。 しかし、オランダって小さいのね。都市間の移動が全然短いし、安くて○。 でもホテル高し。観光案内所でいい宿が見つかりますように。。。 前回はあれだけ忘れ物ないよなーって考えたのに、タオル忘れたので、今回はチャンと持っていきます。意外と困らなかったけどね。 #
by archlondon
| 2005-08-09 07:16
| Tamaho
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わたし
ロンドンに2年半いました。
建築やっていきます。 野菜・フルーツ中心生活に戻るぞ! 東京生活始めます♪ ま、ほとんど独り言ですから。 以前の記事
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